これは数々の格闘技興行にて激闘(?)を展開してきた猫じのわがままリングアナ奮闘記 舞台裏実況中継である。
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■■■club DEEP HIROSHIMA MONSTER CHALLENGE
2006/05/28 SunランナーUPインパクト
闘いの中耳炎から解放され、
健全、且つやる気満々でいつもと変わらない。

バスをチャーターし、京都・大阪の選手・セコンド達を乗せ、一行が広島に向かったのは前日26日。
おおよそ4時間半の長旅だ。
広島インターを下りるなり、突然社長からのコール。
今から打ち合わせのため、社長の宿泊先に向かうべく、一行と共に全く分からない広島の街を右往左往。
宿泊先に到着したが早いか、私だけ下ろされて一行は違うホテルに向かったのだった。

与えられた部屋は、社長とDEEPでディレクターを務める木下さん、そして私の3人部屋であった。
その光栄さに涙が出る想いか、気が重いか、これ以上のコメントは控えさせて頂く。

事情があって、殆ど眠れずに朝を迎える。
今日も無事に終われるだろうか。
泣いても笑ってもやるしかない。

段取りはいつもどおり。
だが、そのとおりに全員が動くとは限らない。
むしろ動いてもらえないと考え、それでも何とかしなければならない。
とにかく試合数が多いので、無駄を省いて全体の足枷にならない様にベストを尽す。
多少の犠牲は覚悟の上だ。

リハの時間も少なく、ほぼぶっつけ本番。
大いに不安要素はあるが、この地に集まる観客の目線を考えてそこまで確固たる出し方よりも、余りこの様な大会が少ないだけに、単純に試合を見て頂く事の方が優先だ。
特に今回は2部構成であり、第1部の全13試合は正にそれだ。
テンポを早く心掛け、その間にスタッフのダメ出し個所を確認した。

第2部は全8試合。
それまでしばらくの時間があった。
1部であからさまに気付いた点、試合場内でグローブ係りが回収作業をしていた事を改善してもらい、走り回る子供の注意や違法駐車のアナウンス等、どうしてみんなさん私を困らせる事ばかり。
それが自分の仕事だから仕方あるまい。

2部は本戦さながらな形式をとり、それなりの声も出そうとするがマイクがいただけない。
リハの段階で有線マイクが会場に無い事を把握していた。
この日は外部音響を入れての催しではなく、館内常設音響でやった。
運悪く、リングを挟んだ両サイドに固定スピーカーが2つ並んでいた。
1部でそれに気付き、2部ではその2体を切る要請を出したが、そのラインだけを切る事が出来ないらしい。
切れなければ、ある一定音量からはノイズが起こる。
ワイヤレスの種類にも2種類あり、周波数マイクと赤外線マイクがそれだが、悪環境化でノイズが出ないワイヤレスなんか無い。
私は一時期そのような専門職に置いていた為、その辺は少し理解しているつもりで指示を出した。
これが有線マイクなら問題無しだが、それもない。
ならば自分の声を調節するしかないという結論だ。

2部は大いにヒートした。
中でもK-1で活躍するニコラスペタスのエキシビジョンは、これまで見たエキシビジョンマッチの中でベスト3に入る。
私が注目したこの日のMVPは、山口県を地盤とする毛利道場の毛利昭彦選手。
試合内容も去ることながら、興行的な側面から見た場合、この選手は優れた嗅覚を持っているとさえ感じた。
この選手は地元山口県では自主興行を開催している。
大会を切り盛りする大変さを嫌でも知っている筈だ。
アウエーの地にも関わらず、登場と同時に大歓声で迎えられた。
それが凄いと言っているのだ。

ただ試合が組まれたからじゃなく、ちゃんと自分のお客さんを引っ張って来た姿こそプロ根性を感じさせた。
私は毛利選手の事をよく知らない。
だが、遠い所まで沢山の観客を連れて来れるオーラが漂い、その面子に賭けても負けられないビームが解き放たれていた。

判定決着も少なく面白い試合が繰り返され、盛況の内に広島大会は終了した。
長い1週間の遠征も終了した。
早速購入したビールを帰りのバスで飲もうと座席に置いていたら、
木下さんがそれを空けて飲んでいたのには全く信じられない人である。
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■■■CMAフェスティバル2006 後楽園ホール
2006/05/25 Thuダイブトゥーインパクト
中耳炎は治って来た。

どうしても耳鼻科に行きたかった。
知り合いのリングドクターが、四ッ谷付近で開業されているらしい。
早速電話帳で調べて電話するが、名前違いの耳鼻科にかかった。
激痛で耐えられないのでその医者に行った。
間違い無く中耳炎であることが判明した。
耳の下が異様な熱を持ち、冷ますには抗生物質が一番と注射を投与されるが、それがまた激痛で顔をしかめた。
あろう事か、打つのを失敗したらしい!
せっかく我慢したのにまた違う箇所に打たれると、内心その医者を殴りたい気持ちだった。

閑話休題。
日本対韓国全面対抗戦、全11試合。
トリを飾ったのはPRIDEでも活躍する美濃輪育久選手だった。
後楽園の南側後方から入場できるのは限られた選手の証し。
ボルテージの上昇は約束され、入場するだけで金が取れる選手だ。
この大会が全試合中、どこに注目度が集まっているかを考えれば、メインに特別な計らいを利かせてもいいだろう。

入場してリングイン後も溜めを効かせ、すぐに選手コールに入ることはない。
選手リングインの時のアピール時間を取る。
これがスイッチアップの間(リングに入り、相手を見据える緊張の間)だ。
喚声が続いていないとこれは使えない。
このメインはそれが活きた。
「間」というのは大変に大事なシロモノである。
充分な時間を設け、コールの際も声量を上げた。

しかしこんな小細工なんかより、出来上がった環境化では何をやっても良いのかもしれない。
私は何を考えたか?
観客は早く試合を見たい中、態とジラすのだった。
もっと言えば観客の総意は、今や大会場でしか見れなくなった美濃輪選手を、近距離の後楽園で少しでも長く見ていたい。
今大会のもう一つのコンセプトがここに集約されるだろう。
観客の多くの心理状況が、そうした中にある事を見越したプレゼンテーション。

状況に合わせたコントロール。
これはいちいち緊張していては出来ない、
しかし緊張感は絶対に必要だ。
逆接的ながら、こうした微妙なサジ加減を自分なりに掴んできたつもりだ。
上記した細かい事は抜きにして「メインはちょっと違った」と、観客が感じてくれればそれでいい。

試合は17秒の秒殺劇。
美濃輪選手のアキレス腱固めに、韓国人選手が苦痛の表情でタップした。
決して満員とは言い難い入りだったが、この時の割れんばかりの盛り上がりは、満員のそれに似ていたといえば言い過ぎだろうか。

18:30に始まった興行は、進行リズムと1R決着が多かった事も幸いし、11試合あったのに21時には終了していた。

試合後の控室で信じられない光景を目の当たりにした。
本部の残務を済ませ、いつもの様に各控室へ撤収作業に取り掛かる。
当然、終了直後の控室はゴッタ返している。
ところが韓国人選手控室では、自分達の出したゴミを既に片付け、いつでも会場を出れる状態にしていたのだった。
これはどうゆう事なのか!?

記者団の囲み取材に答えていたCMA総合格闘技・諸岡会長の言葉を紹介したい。
韓国での格闘技事情は日本とは違う。
全然違う。
会社勤めをしながら格闘技をやりますと言えば、会社から普通にクビを切られる。
日本ならそんな事は有り得ない。
バイトしながら仕事しながら、自分の時間内に格闘技に打ち込める。
韓国ではその状況が整っていないらしい。

それでもプロで頑張りたいとする若者が増える逆転現象の中、
なんとか韓国人選手を世に出して上げたい、
しかしそれには実力が伴わなければいけない。
無論、格闘技ジムも日本の様に豊富にある訳ではない。
でも力を貸してあげたい…

そうした言葉が去来する。
選手達はそんな会長の理念を理解していた筈だ。
この地で勝っても手を叩いてくれる人は少ないであろう事も、
そして今日の結果は結果だけれども、
「この舞台を用意してくれた会長の顔だけは潰したくない」
実際には聞いてはいないが、私にはそう聞こえた。

国民性がどうとかはあまり詳しく知らないが、間違いなく韓国人のハートは強い。
控室の掃除や、主催者側に迷惑をかけない心構えは、彼等にとっては支局当然のことだったのだろう。

羽がねぇ。
だから乗り越えるのさ。
鍵がねぇ。
だったら造るのさ。

私の妄想であるかもしれないが、それが彼等に出来る「自由への値打ち」なのだ。
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■■■club DEEP in Nagoya MB3z IMPACT 「di entrare」
2006/05/25 ThuランナーUPインパクト
体調が優れなかった。

前日計量の為、名古屋には20日昼に入った。
計量会場は格闘技ショップの「公武道」。
実はこちらの代表がOYAZIBATTLEに興味を示し、ある人を介して私に引き会わせたいとありがたい話しを頂いていた。
3階が計量会場でリングのある練習スペースになっており、4階が社長室だった。
私は4階へ挨拶に上がった。
私の存在を知ってくれていた代表は笑顔で迎えてくれた。

計量は公開で行なわれ、全員が一発でパスした。
DEEP事務所で明日の打ち合わせを綿密に済ませたが、初めて絡む運営スタッフとの連携が不安だった。
映像や準備資料などは相当の出来栄えだったが、連結はやってみないと分からない。

宿泊したホテルには大浴場があり、サウナもあった。
勉強を済ませてサウナに入り、出てくると突然右耳が痛み出した。
子供みたいな話しだが、先頃から中耳炎の疑いがあり、痛みも少ないので自然治癒に任せていた。
よりによってこんな時に痛むのは皮肉だが、ほっておいた症状が上向きになろうとは最初から無理からぬ事だった。
夜中から激痛に変わり、とうとう一睡も出来なかった。

設営が終わってテクニカルリハーサル前に、リングドクターが会場入りしたので診てもらった。
薬も頂いて大変ありがたい。点滴も打診されたが、さすがに時間がなくて出来なかった。

リハーサルは思う様に進まず、一回やっては調整の連続だった。
いつもより大幅に段取りを変えてしまうと誰に責任がかかってくるか。
そして連結が上手くいかなかった場合は誰の責任となるか。
私は先方の変更に受け入れとダメ出しを繰り返し、いくつかの不安を取り除く必要があった。
後はやるだけだ。

こちらが不安視していた様な大きな失敗はなかった。
リングに上がれば痛みも感じなくなった。
痛いと言ってる場合ではないという方が適切か。

先日お手伝いした大会の中でもそうだったが、焦って訳が分からなくなる人もいる。
それはなぜか。
普段から100%を考えて充分な経験をしていなければ、本番でいらない上がりが出るのは当たり前。
幾多の経験を積んでいたとしても100なんか出ない。
多分、完璧な100は一生出ない。
こうしよう、ああしようと、余計なレベルを求めたとして、その魔術から解放されるのはもっと先だ。
大事なのは無理をせずにどこまで確実なモノが可能なのか?自分の力量を把握して、それを確実にこなしていく事が実力を上げていくことにイコールする。
どんな世界でも一緒だ。

その内、100に対する経験値はやる度に上昇する。
その場で90出せれば前回の100に相当する。
知らない間に周囲への配慮にも目がゆき届く。
自分の都合だけで出来るモノも出来ないと答えていては、ただの一人良がりで仕事も減る。
そうした土台の積み重ねこそが大会のクオリティーアップの秘訣だと、単純ではあるが最近よく思う。
そう言う私もまだ経験不足の域を脱してはいない。
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■■■KAKUMEI SPIRIT 5.14アゼリア大正 
2006/05/15 Monトラースキック
しばらくここでの書き込みを休んでいたが、今日は書くしかない。
KAKUMEIキックボクシング。
キックでのリングアナデビュー戦だ。
主催者からは「いつもの通りやって欲しい」との依頼だった。
それならばと、いつものように台本を作成する。

外から見た私なりのキック界のイメージは、格式とゆうか、少々堅さを感じていた。
それは進行面であるのが見えていた。
伝統は生かせながらも、今風な進行を心掛けたい。
少しだけでも変えたかったのは、誰かの補助要員ではなく、
私なりの色を出さないと次に呼ばれない。
こいつに任せておけばと認識してもらえれば、キック界でも活躍できるかもしれない。
先方の選択アイテムの中に私を刻んでおく必要があった。
逆に裏目に出る時もある。
その時は自分の力量がなかったというだけだ。

オープニングが始まった。
リング周りスタッフと前もって打ち合わせ、選手入場式で立ち位置を間違う選手も出てくる為
アテンドをお願いした。
アナウンスの間に1呼吸でもあれば私がしたが、それが出来ない状況だった。
バラバラに並んでしまったが、何とか整列してもらい、事なきを得た。

第1試合は判定になった。
「ジャッジ●● 30-29 青○○…」と三名のジャッジ報告を続け、最後に「勝者○○!」とコールする。
しかし修斗やMAキックの場合は勝者からコールし、集計結果を後付けで紹介する。
言い訳ではないが「いつものように…」とあった為
集計結果先→勝者コールでアナウンスを繋いだ。
なぜかと言うと、集計先の方がハラハラ感①とゆうか、
もったいぶらせるアナウンスで観客に固唾を飲んでもらえる。
一つの結果の為に何回かドキドキ②してもらい、
勝者コールを最後にアナウンスし、観客の①や②を発散して頂く。
その方向でアナウンスするとチェアマンから「勝者コール先で」とダメ出しがでた。
第2試合からそれに従ったが、「そうしなければならないなら最初から言ってくれれば…」と心の中で呟いた。

判定結果が出るまでの曲がなかった為、待ちが長く感じられた。
修正しようと音響に伝えたが、音響側は「主催者からそれは必要無し」と言われていたらしい。
ならば直接主催者に伝言を飛ばした。
「必要無し」と返答があった為、それ以上は言わずに従った。

何試合か進み、こちらにある苦情が2~3回寄せられる。
ホール付近の路上駐車だ。
その都度アナウンスを入れるが、一向に移動して頂けない。
第5試合中だったか、あの作戦を決めた。
以前にもこれが効果的だったのを思い出し、すぐ伝令を飛ばした。
主催者のOKも出た。
第5試合後「移動完了するまで試合再開できない」旨のアナウンスを入れ、試合を中断した。
伝令には車番を控える様に伝えてあり、それを公表しなければならなかった。
おかげですぐに移動して頂けた。
本来ならそれを阻止するのが警備スタッフの仕事だが、
いつもと違うスタッフとインカム無しの環境ではこれしか打開策がなかった。

アナウンスしていて感じたが、ブレイクの多さに溜息が洩れ
ハツラツの打撃がそれを吹き飛ばしているのが分かった。
首相撲やクリンチ状態での膠着も、そのイライラがなければ反動も薄いので
これも見せる要素としてはとても大事なんだと認識した。

キックデビュー戦が終わった。
いつになく心の余裕はあったが、そこそこの激戦だった。
必要以上の緊張や感覚が鈍っていると周りの景色が見えない。
配慮が行き届かないとアナウンスもできない。
出来てもそれは与えられたモノを読んでるか、自分だけのエリアを守っているに過ぎない。

リングアナは闘いだ。
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