これは数々の格闘技興行にて激闘(?)を展開してきた猫じのわがままリングアナ奮闘記 舞台裏実況中継である。
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DEEP28 IMPACT
2007/02/20 Tueコメント(3)
Club DEEP in 白馬
2006/08/15 Tueコメント(9)
CMAフェスティバル2006 後楽園ホール
2006/05/25 Thuコメント(2)
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■■■DEEP28 IMPACT
2007/02/20 Tueダイブトゥーインパクト
遅くなってしまったが、東京でのひとまずの仕事納めになるであろう
「DEEP28 IMPACT」が終了した。
感慨深いものは、
特にない。
今まで育ててもらったこの団体の、しかも東京大会に参加出来なくなるのは少々残念に思う。
筆者が大阪在住である為、様々な事情がこれを許さない所に来てしまった。
誤解なきよう付け加えると、自ら今年4月以降のスケジュール辞退を希望して、昨年暮れには団体の承諾を得ていた。
自身の続けて行きたい心境は当然ながら、団体側も「もう少し考えてみてくれないか」と、最後まで継続を希望してくれた。
その意向だけで、この持ち場冥利に尽きる想いだった。
考えれば、東京や地方等でも、他に司会者なんていくらでも腐るほどいる。
わざわざどこで興行を打つにしても、自分の事を高く買ってくれては、永い間起用してもらったこの団体に感謝したい。

だからと、今回はそんなシミったれた文を書く為にここで最後の手記を書くのではない。
たまたまと言うべきか、今回の興行での異様な熱気を「どうしたら読者に伝えられるのか?」
何となくそんな事に挑戦してみたい。

今回組まれたトリプルメインイベント。
DEEP3大タイトルマッチ。
一発目のウエルター級に続いて、ライト級でも新チャンピオンが誕生した。
最後にミドル級では、昨年から因縁を引きずった決着戦だった。
いつもながら、細かな攻防をここで書く気はない。
これだけの料理を揃えた団体も凄い。
箱内の売上だけでは、選手ギャラや経費を差し引いて帳尻が合うのだろうか?と、いらぬ心配をしてしまう。
観客が一体、どの様な興奮状態でこのメニューを食い尽くしていくのか?
早々とソールドアウトしたチケットの売れ行きからして、湧き上がる喚声で異常事態になるのは火を見るより明らかだ。
これを想定して意外と冷静に観察し、表面上では興奮の坩堝と化したコールでナビゲートしていった。

予断だが、自分で自分の事を二重人格だと思う。
それを機能的に使いこなせているかは知らない。
何かの拍子に違う自分が顔を出す。
それもまた自分だ。
誰でも女の子にはいいカッコをしたい。
時折りそうさせるのは、世の中の人々の大半は二重人格であるとも言える。

普段でも気合いを入れながらやらせて頂いているが、この日はそれどころではない何かを注入する必要があった。
そうでもしない限り、観客の声にアナウンスが掻き消されてしまう恐れがあったからだ。
第1試合から配分を考えずに飛ばした。
もう状況も状況だし、特に興奮状態をもっとこちらから煽り立てても「誰も文句はないだろう」と、半ば開き直った。
あまりこんな事を考えて、また人から「目立ちたいんじゃないのか…」と。

「そんな事を言いたい奴はもう何とでも言ってくれ。」
もう「何を言われようが関係ない」とばかりに、最大級の渾身の力を振りしきったと言って過言でないかもしれない。
凄まじいばかりの観客のパワーが充満し、昭和20年代にバラックからなる線路下のドヤ街に木魂する列車音を遥かに越えた。
ホール観測史上初のマグニチュードを記録した。
これをエネルギー資源に換算したとして、例えば声で作動するトラクターがあったら、それこそブレーキの壊れた何とかだ。
そもそも観客の理性というブレーキはこの日は存在しなかった。
怒号や悲鳴にも似た声援が飛び交う中、普段どおりのアナウンスをしていて一体何の芸があるというんだ。
自分に言い聞かせながら冷静に、でもより緊張を煽るべく「これでもか」と、ガナリたてる様に試合中も奮起させた。

完全に等身大の自分を超えてしまっていた。
近しい人間から「いつも以上の気合い」と、褒めているのか「いつもはダメだ」と言っているのかよく分からない感想を頂いた。
しかし、以前に書いたランナーズハイならぬ「リングアナハイ」ではなかった。
意識は冷静に、向こう側から見える自分も確認し(そんなもの見えないが)、どう対処すべきかは向こう側にいる自分が全部指令を送っていた。

いつも言うが観客の高揚を煽る時、煽る側が雰囲気に飲まれて緊張していては、絶対に「自分内の緊張」に敗れてしまう。
それは観客にも確実にバレる。
ワザと大袈裟に自分を興奮状態に持っていき、そのスパイスを感じてもらいながら、観客もそれ以上に乗ってもらう様に努力する。
「大袈裟スパイス論」・「相乗高揚効果の法則」だ。
そんな法則などない。
いや、今考えたからある。
もしも「あの人、やりながら自分で興奮してる」と言われようが、そんなちんけな事はどうでもよいではないか。

「人がどう思うか?」より、「自分がどうあるべきか?」の方が重要ではないか。
そうした岐路に立った時、必ず現われる二重人格な自らを否定することなく、結局は冷静な判断を下している自分がいるということは、初めからどうしたいのかは、迷う前から大体が決まっていると言える。
人は必ずあれこれ言う。
そこで「言いたい奴はどうとでも言え」と否定しろ。
わざわざ他人の為に生きる訳でもなく、言いたい奴の聞き耳を立てる必要など1mmたりともない。
そこに惑わされぬように、人が決める自分よりも、自分で決める自分であって欲しいと、
この春、旅立つ全ての人々にエールを送りたい。


コメント(3)
■■■Club DEEP in 白馬
2006/08/15 Tueダイブトゥーインパクト
格別な景色の中で行なわれた今大会。
大会資料が寸での所で整わず、ここでも大会を左右する裁量を問われた気がした。
自身にどういった責任を持つか?とゆうのは、与えられた物よりも、自ら率先してゆく姿にこそ本当の意味がある。
僕はイベントに関しての前段階で、余り物事を機械化してしまわないように、今ある分だけの資料で挑む場合が多くなってきた。
後は現場で応用をどれだけ利かせられるか?
それだけである。
あるモノだけを読んでいては作り手の感性が伝わらない。
試合の真剣勝負を彩る緊張感が薄れてしまう。
周りの状況と闘ってゆく事によって、確実なライブ感が生まれると言えるだろう。

会場はゲレンデの真下に位置された「HAKUBA47」だった。
川のせせらぎと雪の無い山、小鳥の囀りが聞こえるのどかな村に、格闘技のイベントを開いてしまうだけで画期的な光景だ。
こうして地方に積極果敢な姿勢を見せている団体は無い。
派手な舞台が幅を利かせている格闘技界であるが、DEEPはこの世界の中枢に君臨している。
そこにいつも参加させてもらっているのは僕の財産以外に他ない。
ここに参加すれば嫌な事も進み受ける以外に方法はないではないか。
それが仕事であって文句などない。
それに変わるモノを得られていると、例え勘違いであっても持って帰りたい性分だ。

大会前に主催者陣営とDEEP陣営で温泉に行った。
まさに裸の付き合いの後、居酒屋に行って打ち合わせ。
大会の士気を高めて近所の民宿に泊まった。
当日は雨が降り、一瞬暗雲が立ち込めるが、
会場開け間際にカラっと晴れた天気が、気持ちの転機となる出来事だった。

格闘技と素晴らしい景色のミスマッチは、まさに「アンバランスの美学」。
雪の無いゲレンデは、「滑らないイベント」としての機会を与えてくれたのではないだろうか。

とにもかくにも、毎回同じような事を書いていては読者の関心を惹くことは出来ない。
特に文才もない中で、そろそろこのサイトの意義も終焉に向かってきたのかもしれない。
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■■■CMAフェスティバル2006 後楽園ホール
2006/05/25 Thuダイブトゥーインパクト
中耳炎は治って来た。

どうしても耳鼻科に行きたかった。
知り合いのリングドクターが、四ッ谷付近で開業されているらしい。
早速電話帳で調べて電話するが、名前違いの耳鼻科にかかった。
激痛で耐えられないのでその医者に行った。
間違い無く中耳炎であることが判明した。
耳の下が異様な熱を持ち、冷ますには抗生物質が一番と注射を投与されるが、それがまた激痛で顔をしかめた。
あろう事か、打つのを失敗したらしい!
せっかく我慢したのにまた違う箇所に打たれると、内心その医者を殴りたい気持ちだった。

閑話休題。
日本対韓国全面対抗戦、全11試合。
トリを飾ったのはPRIDEでも活躍する美濃輪育久選手だった。
後楽園の南側後方から入場できるのは限られた選手の証し。
ボルテージの上昇は約束され、入場するだけで金が取れる選手だ。
この大会が全試合中、どこに注目度が集まっているかを考えれば、メインに特別な計らいを利かせてもいいだろう。

入場してリングイン後も溜めを効かせ、すぐに選手コールに入ることはない。
選手リングインの時のアピール時間を取る。
これがスイッチアップの間(リングに入り、相手を見据える緊張の間)だ。
喚声が続いていないとこれは使えない。
このメインはそれが活きた。
「間」というのは大変に大事なシロモノである。
充分な時間を設け、コールの際も声量を上げた。

しかしこんな小細工なんかより、出来上がった環境化では何をやっても良いのかもしれない。
私は何を考えたか?
観客は早く試合を見たい中、態とジラすのだった。
もっと言えば観客の総意は、今や大会場でしか見れなくなった美濃輪選手を、近距離の後楽園で少しでも長く見ていたい。
今大会のもう一つのコンセプトがここに集約されるだろう。
観客の多くの心理状況が、そうした中にある事を見越したプレゼンテーション。

状況に合わせたコントロール。
これはいちいち緊張していては出来ない、
しかし緊張感は絶対に必要だ。
逆接的ながら、こうした微妙なサジ加減を自分なりに掴んできたつもりだ。
上記した細かい事は抜きにして「メインはちょっと違った」と、観客が感じてくれればそれでいい。

試合は17秒の秒殺劇。
美濃輪選手のアキレス腱固めに、韓国人選手が苦痛の表情でタップした。
決して満員とは言い難い入りだったが、この時の割れんばかりの盛り上がりは、満員のそれに似ていたといえば言い過ぎだろうか。

18:30に始まった興行は、進行リズムと1R決着が多かった事も幸いし、11試合あったのに21時には終了していた。

試合後の控室で信じられない光景を目の当たりにした。
本部の残務を済ませ、いつもの様に各控室へ撤収作業に取り掛かる。
当然、終了直後の控室はゴッタ返している。
ところが韓国人選手控室では、自分達の出したゴミを既に片付け、いつでも会場を出れる状態にしていたのだった。
これはどうゆう事なのか!?

記者団の囲み取材に答えていたCMA総合格闘技・諸岡会長の言葉を紹介したい。
韓国での格闘技事情は日本とは違う。
全然違う。
会社勤めをしながら格闘技をやりますと言えば、会社から普通にクビを切られる。
日本ならそんな事は有り得ない。
バイトしながら仕事しながら、自分の時間内に格闘技に打ち込める。
韓国ではその状況が整っていないらしい。

それでもプロで頑張りたいとする若者が増える逆転現象の中、
なんとか韓国人選手を世に出して上げたい、
しかしそれには実力が伴わなければいけない。
無論、格闘技ジムも日本の様に豊富にある訳ではない。
でも力を貸してあげたい…

そうした言葉が去来する。
選手達はそんな会長の理念を理解していた筈だ。
この地で勝っても手を叩いてくれる人は少ないであろう事も、
そして今日の結果は結果だけれども、
「この舞台を用意してくれた会長の顔だけは潰したくない」
実際には聞いてはいないが、私にはそう聞こえた。

国民性がどうとかはあまり詳しく知らないが、間違いなく韓国人のハートは強い。
控室の掃除や、主催者側に迷惑をかけない心構えは、彼等にとっては支局当然のことだったのだろう。

羽がねぇ。
だから乗り越えるのさ。
鍵がねぇ。
だったら造るのさ。

私の妄想であるかもしれないが、それが彼等に出来る「自由への値打ち」なのだ。
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